★サンリオワールドギンザ店でプチサイン会イベント決定！

バブールの絵本が2006年に最初の絵本が出版されました。
これが僕の最初に作った絵本です。

翌年2007年、代官山のサンドウィッチ店でこの絵本の原画展をしました。
そのお店の常連さんだったのがサンリオ故辻邦彦副社長でした。
この店にはご夫婦で来店されていたそうです。

サンリオには男の子のキャラクターが少ないということで
会期中に副社長から直々にご連絡頂き、会社にいらっしゃいということでした。
よくわからずサンリオ本社に行き、山口裕子さんに初めてお会いしました。

最初手描きのイラストしかなかったバブールの絵本をみて
「まだキャラクターとはいえないけど、色彩感覚がいいね。
これは教えて作れる感覚ではないからね。
線を太くして、もっと仲間を増やしてみたら？」とアドバイスをもらいました。

「僕はまた修正して持ってきます」といって帰ってきました。
僕はその時社交辞令だったのかもしれないけどご縁が出来ただけでも
有り難いなと思っていました。

その日の夕方、担当者から連絡があって
「修正と世界観を作ったのはいつ頃持って来れますか？」
僕はまさか本当にびっくりました。
「一週間後持っていきます」と即答しました。

この一週間で「フラッフィー・バブール」とタイトルが決まり、
バブールに仲間が増え、ストーリーや世界観、設定も含めて完成させました。
キャラクターは正面が大事、分からなければ立体を作ってデッザンすればいいという
アドバイスも頂いていたのでその通りにしました。

一週間後、山口裕子さんに再度面接をしていただき
「よくがんばったわね」と言ってもらい「フラッフィー・バブール」は
サンリオさんと契約することが出来ました。
ここからキャラクターデザインという仕事がはじまりました。

この年からサンリオの展示会に毎回出展させて頂いています。
あれからすこしづつ進んでいて
今回のイベントの話しを頂けるまで来たんだと思いました。
嬉しくなりました。
しかしまだまだ結果が出てなくて認知はされていませんが
いい作品を作り続けていけば、いろいろなステージにつながっていると
信じています。

一番報告したかった辻副社長に出来ないのはとても残念ですが
いつも「がんばってる〜！」と声をかけて頂いたあの姿を時々思い出します。

担当者の○○さんをはじめ、毎回イベント来てくれるご夫婦、友人、知人、
クリエイター仲間、まだまだたくさんの方に恩返しは出来てないけれど
恩返し楽しみに待っていてくださいね＾＾